先週の土曜日になるのですが
インターフェロン3回目を接種してきました。

気がつけばカイカイはほとんどおさまっています。
ちょっと前足を掻くくらいかな?

まあもともとひどくはなかったので
気がつきづらいのです(^_^;)

皮膚の黒ずみは脱毛は
もうちょっと時間がかかりそうですが
次回の換毛期にきれいに生えそろうといいな。


仕事中に振り返ってこの光景だと脱力(笑)

この日はコタローの治療でもありましたが
ケイトの横隔膜ヘルニアの
今後についての相談もしてきました。

※横隔膜ヘルニアとは※

胸部と腹部とを隔てている横隔膜が裂け
腹部の臓器が胸部に入り込んでしまう病気。

胸部の肺や心臓を圧迫してしまうため
呼吸困難などを引き起こしたり
逆に狭い胸部に入り込んだ肝臓等の消化器系が
機能不全を起こしてしまったりすることもあります。

・・・ちゅーか、もう
手術する方向でって言ってしまいました(^_^;)

ケイトのような発症してからの日数が
経ってしまった場合や
先天性と思われる横隔膜ヘルニアは
たいていの場合

「このままそっとしておきましょう
 この病気でも10年近く生きたコもいます」

といわれるのが普通だと思います。

動物医療はまだ発展途上で
専門的な治療を受けられる
高度医療センターや大学病院は
まだまだ高嶺の花(使い方あってるかしら(汗))。


お仕事終わるの待ってる~♪

ケイトも一番初めの病院では
手術は一般の獣医では
とてもできないから
どうしてもというなら
東京の大学病院を紹介します
それでも一か八かの手術ですと言われ。

二番目の病院では
まだ飼い主が決定していない
保護猫状態だったこともあってか
このまま穏やかに暮らしていく方向を進められ。

それが何の因果か
コタローのアトピーでかかった今の病院で
ダメもとで相談してみたら
なんと手術をしてくださる獣医を
紹介してもらえることになったのでした。

しかも難しい症例ばかりを扱っている獣医さんで
獣医向けに猫の横隔膜ヘルニアのセミナーもされており
この方ができない手術なら
日本でできる獣医はいないという
「名医」として名前を挙げられている先生でしたのだ(@_@;)

そんな方がつくばで手術をしてくださるという
ケイトにとってはこれ以上ない最高の条件が揃いました。


幸運招き猫?

ここまでの条件が出揃って
手術してやらないのは飼い主の名が廃る
(ってまだ飼い主になってから1ヵ月半ですけど(笑))。

お金の問題はきっとどうにかなる(え、そうなの?)ので
進めてもらうことにしました。


この顔を見たら終わってなくても休憩してしまうのだ

その帰り道はなんだか嬉し泣きに泣けてきて
(気が早い(^_^;))
最初の藪の中の出会いから
よくもまあここへたどり着いたものだと
運の強いケイトに感心するやらなにやら。

ケイトを生かそうとする道が
どんどん拓けていくようです。

重篤な病気を持つコの飼い主になったとき
飼い主のできることは限られています。

どうすることもできず
手をこまねいてみているしかない飼い主だって
たくさんいることでしょう。

そんな中で助けることのできる方法がある私は
なんと幸せな飼い主かと思います。

運命なんて言葉は気恥ずかしいですが
私はケイトを助ける(方法を探す)というありがたい役目を
猫の神様(笑)から与えられてるのかもしれません。

与えられた役目は全うしなければ
なりませぬ。


こちらは相変わらずのマイペース

昨日はコタローの右目に
急に黄緑の目やにが出たので
病院に行ってみたのですが
角膜にも傷はなく一安心。
抗生剤の目薬だけいただきました。

ケイトも爪きりがてら(まだ自分でできないのです~)
一緒に連れて行ってみました。

予想通りお互いの存在にはたいして反応もせず
というよりはひとりきりよりずっと
落ち着いたものだったので
これからは一緒に通院もできそうで楽だわ(笑)。

ケイトの手術で必要な
人工腹壁の発注がすんだとのことで
それが届いたら具体的な手術の日程へと進みます。

手術直前には血液検査。

保護直後にしてはいるのですが
各病気の潜伏期間もありますし
健康状態に問題がないかの最終チェックとなります。

問題があればそれを治しながら
手術へ臨みます。

まだまだ予定は未定ですが
ケイトの幸運力(ってそんなのあるのかな(笑))を
信じてみようと思っています。

そして今度は
ケイトが他の横隔膜ヘルニアで苦しい思いをしているコの
希望の光になれますように。

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・・・なんだか柴犬日記なのに
三毛猫の話になってしまってすみません(^_^;)

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